4月 毘沙門堂の桜
毘沙門堂(びしゃもんどう)は、京都市山科区にある天台宗の寺院です。
天台宗五箇室門跡の一であり、山科毘沙門堂、毘沙門堂門跡とも呼ばれています。
高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。
ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることから毘沙門堂と名づけられました。
創建は大宝三年(703年)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれました。
当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺と呼ばれていました。
その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(1665年)、山科安朱の地に再建され、後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院となりました。
伝教大師が唐より請来された、災いを福に転じる法力を持つという鎮将夜叉法(ちんじょうやしゃ)という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だけに伝わる秘法です。
毘沙門堂の桜
宸殿前には樹齢150年を超えるシダレザクラがあり、30mの枝張りは支え木に支えられながらも古木の堂々たる姿を見せてくれます。
本堂の脇にはソメイヨシノ、一切経蔵の前にもシダレザクラなど50本の桜が咲きます。
毎年、3月末から4月上旬が見頃です。
時期
3月下旬~4月上旬
※天候により変わります。
住所
〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
『Goocle Map』
『毘沙門堂ホームページ』
問い合わせ先:075-581-0328(毘沙門堂)
交通アクセス
・JR山科駅、市営地下鉄山科駅、京阪山科駅下車、徒歩約20分
詳しくは、『毘沙門堂 交通案内』まで。
拝観時間・料金
拝観時間:
・12~2月 8:30~16:30
・3~11月 8:30~17:00
拝観料金:
・大人 500円
・高校 400円
・中学 300円
詳しくは、『拝観料金:京都地区
一覧表』まで。