4月 城南宮の桜

4月 城南宮の桜

城南宮(じょうなんぐう)は、京都市伏見区にある神社です。
「方除の大社」として知られています。

城南宮は、1200年前ごろに都の守護と国の安泰を願って、平安遷都の際に京都の南に創建されました。
城南宮は、引越・工事・家相の心配を除く「方除(ほうよけ)の大社」と仰がれています。
家庭円満や厄除や安全祈願、また車のお祓いにも全国から訪問されています。
また古くより、住まいを清める御砂や方角の災いを除く方除御札が広く求められています。

曲水の宴が行われる神苑は、しだれ梅、椿、桜、藤、躑躅、青もみじ、秋の七草や紅葉に彩られ安らぎの庭になっています。
毎日、巫女神楽の鈴の音が響き厳かな雰囲気を味わうことができます。

城南宮の桜

神苑楽「楽水苑」には源氏物語に登場する約80種を含め、100種以上の草木が植栽されており、四季を彩っています。
春は特に神苑内の室町の庭、桃山の庭ではベニシダレザクラが楽しめ、濃い紅色の花を趣を備えた庭の風情と共に楽しめます。
桜以外にもやまぶき・つつじ・藤・あやめなどが次々に開花します。

時期

4月上旬~中旬
※天候により変わります。

住所

〒612-8459 京都府京都市伏見区中島鳥羽離宮町7
『Goocle Map』
『城南宮ホームページ』
問い合わせ先:075-623-0846(城南宮)

交通アクセス

・地下鉄烏丸線:「竹田駅」で下車。
 その後、徒歩約18分。市バス「城南宮東口」下車、徒歩3分。 
・近鉄京都線:「竹田駅」で下車。
 その後、徒歩約18分。市バス「城南宮東口」下車、徒歩3分。
詳しくは、『城南宮 アクセス バス・電車』まで。

拝観時間・料金

拝観時間:
・午前9時~午後4時30分(受付 午後4時終了)
拝観料金:
・大人 600円
・小中学生 400円
詳しくは、『城南宮 神苑・源氏物語花の庭』まで。

4月 毘沙門堂の桜

4月 毘沙門堂の桜

毘沙門堂(びしゃもんどう)は、京都市山科区にある天台宗の寺院です。
天台宗五箇室門跡の一であり、山科毘沙門堂、毘沙門堂門跡とも呼ばれています。
高い寺格と鄙びた山寺の風情を伝える古刹である。
ご本尊に京の七福神のひとつ毘沙門天を祀ることから毘沙門堂と名づけられました。

創建は大宝三年(703年)文武天皇の勅願で僧行基によって開かれました。
当初は出雲路(上京区・御所の北方)にあったことから護法山出雲寺と呼ばれていました。
その後、たび重なる戦乱から苦難の道をたどり、寛文五年(1665年)、山科安朱の地に再建され、後西天皇の皇子公弁法親王が入寺してより門跡寺院となりました。

伝教大師が唐より請来された、災いを福に転じる法力を持つという鎮将夜叉法(ちんじょうやしゃ)という行法は、天台五箇大法のひとつとして当門跡だけに伝わる秘法です。

毘沙門堂の桜

宸殿前には樹齢150年を超えるシダレザクラがあり、30mの枝張りは支え木に支えられながらも古木の堂々たる姿を見せてくれます。
本堂の脇にはソメイヨシノ、一切経蔵の前にもシダレザクラなど50本の桜が咲きます。
毎年、3月末から4月上旬が見頃です。

時期

3月下旬~4月上旬
※天候により変わります。

住所

〒607-8003 京都府京都市山科区安朱稲荷山町18
『Goocle Map』
『毘沙門堂ホームページ』
問い合わせ先:075-581-0328(毘沙門堂)

交通アクセス

・JR山科駅、市営地下鉄山科駅、京阪山科駅下車、徒歩約20分
詳しくは、『毘沙門堂 交通案内』まで。

拝観時間・料金

拝観時間:
・12~2月 8:30~16:30
・3~11月 8:30~17:00
拝観料金:
・大人 500円
・高校 400円
・中学 300円
詳しくは、『拝観料金:京都地区
一覧表』
まで。

4月 化野念仏寺の桜

4月 化野念仏寺の桜

化野念仏寺(あだしのねんぶつじ)は、京都市右京区の嵯峨野にある浄土宗の寺です。
寺伝によれば、化野の地にお寺が建立されたのは、811年に弘法大師によって五智山如来寺が開創されました。
その後、法然上人の常念仏道場となり、現在は華西山東漸院念仏寺と称し浄土宗に属しています。

「あだしの」は「化野」と記します。
「あだし」とは「儚い(はかない)」、「虚しい(むなしい)」との意味です。
又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いなどを意図しています。

この地は古来より葬送の地で、初めは風葬でしたが、後世土葬となり人々が石仏を奉り、永遠の別離を悲しんだ所でもあります。
化野は東山の鳥辺野(とりべの)、洛北の蓮台野と並ぶ平安時代以来の墓地であり、風葬の地として知られています。

化野念仏寺の桜

桜の見ごろは4月中旬頃で、境内にはソメイヨシノ、ヤマザクラ、ベニシダレザクラなど約60本の桜があり、中でも紅枝垂桜がおすすめです。

時期

4月上旬~中旬
※天候により変わります。

住所

〒616-8436 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本化野町17
『Goocle Map』
『化野念仏寺ホームページ』
問い合わせ先:075-861-2221(化野念仏寺)

交通アクセス

・JR「京都」駅下車
  京都バス 72系統「鳥居本」下車 徒歩約5分
・京阪電車「三条」駅下車
  京都バス 62系統「鳥居本」下車 徒歩約5分
詳しくは、『化野念仏寺 アクセス』まで。

拝観時間・料金

拝観時間:
 開門9:00〜16:30(受付終了)
 閉門は受付終了から最大30分後となります。
 1・2・12月は15:30に受付終了。
 ※臨時宗教式典の日は時間の変更、又は休観となる場合があります。
拝観料金:
・大人 500円
・中高校生 400円
・学生以下は無料(保護者同伴に限る)
詳しくは、『化野念仏寺 アクセス』まで。

4月 常照寺の桜

4月 常照寺の桜

常照寺(じょうしょうじ)は、京都府京都市北区にある、日蓮宗の寺院です。
1616年(元和2)日乾上人が開創、鷹峰檀林(学寮)と称されました。

「常照寺」は天下の名妓・吉野太夫ゆかりの寺です。
寛永(1624-44)のころ、六条三筋町の2代目吉野太夫が帰依し、朱塗りの山門を寄進しました。これが現存の吉野門で、吉野太夫の墓や太夫ゆかりの茶室遺芳庵があります。
日蓮宗。毎年4月第2日曜には吉野太夫花供養が行われています。

常照寺の桜

洛北の桜の名所としても人気があります。
春になると境内には約100本もの桜が咲き、たくさんの見物客で賑います。

境内には、参道に咲くヨシノザクラをはじめ、ヤマザクラ・ベニシダレザクラ・ウコンザクラなど約100本の桜を鑑賞することができます。
京都市内より約1週間ほど遅れて咲くことから、市内が終わってから常照寺の桜を見に来る人で賑わいます。

時期

4月上旬~中旬
※天候により変わります。

住所

〒603-8468 京都府京都市 北区鷹峯北鷹峯町1
『Goocle Map』
『常照寺 ホームページ』
『京都観光Navi 常照寺』
問い合わせ先:075-492-6775(常照寺)

交通アクセス

地下鉄烏丸線、「北大路」駅下車
市バス北1系統に乗り換え、「源光庵前」下車、徒歩約2分

拝観時間・料金

拝観時間:8:30~17:00
拝観料金:大人:400円、小人:200円
詳しくは、『常照寺 ホームページ』で確認してください。

4月 賀茂川の桜

4月 賀茂川の桜

賀茂川(かもがわ)は、淀川水系鴨川の高野川合流地点より上流部の川にあたります。

京都で有名な川というと鴨川です。
この鴨川は、出町柳で賀茂川と高野川が合流してできた川のことなのです。
ただ、現在は鴨川と賀茂川を総称して鴨川と言います。
そのため地図で見ると鴨川と出ています。

なぜ昔は鴨川と賀茂川のように呼び名を変えていたのでしょうか?
理由は、「上賀茂神社」と「下鴨神社」の社名に関係があるそうです。
神社名に合わせ合流点より上流を賀茂川、下流を鴨川と呼び、総称を鴨川としたそうです。

賀茂川の桜

上賀茂橋から葵橋あたりまでの賀茂川の堤に桜並木が続いています。
賀茂川のせせらぎを背景に、ソメイヨシノが帯のように咲きます。
また特に北山大橋から北大路橋までの間は「半木の道(なからぎのみち)」と呼ばれ、約0.8kmにわたり、ヤエベニシダレザクラが「桜のトンネル」のように咲き誇ります。

東にある府立植物園にも様々な桜が咲いており、合わせて寄りたいところです。

時期

3月下旬~4月上旬
※天候により変わります。

住所

〒606-0823 京都府京都市左京区下鴨半木町
『Goocle Map』
『京都観光Naviなからぎの道』
問い合わせ先:075-343-6655(京都市観光案内所)
問い合わせ先:075-711-6322(鴨川を美しくする会)

交通アクセス

・京都市営地下鉄烏丸線:「北大路駅」で下車、徒歩約10分。
・市バス:「植物園前」、「北山橋東詰」下車

拝観時間・料金

拝観時間:24時間
拝観料金:無料

4月 高瀬川の桜

4月 高瀬川の桜

高瀬川(たかせがわ)は、江戸時代初期に、京都の中心部と伏見を結ぶために物流用に開らかれた運河です。
大正9年(1920年)までの約300年間京都・伏見間の水運に用いられました。
名称はこの水運に用いる「高瀬舟」にちなんでいます。

森鴎外の『高瀬舟』の舞台です。
舟の荷物揚げおろしをする船溜(船入り)が9ヵ所あり川の起点の木屋町二条を「一之舩入」といい、石碑があります。

現在は鴨川によって京都側と伏見側に分断されており、上流側を高瀬川、下流側を東高瀬川、新高瀬川と呼びます。
京都中心部三条から四条あたりにかけての高瀬川周辺は京都の歓楽街の一つとなっており、また桜の名所ともなっています。

高瀬川の桜

木屋町を流れる高瀬川沿いの四条から五条にかけては約200本の「ソメイヨシノ」があり、約1kmの桜並木が続きます。
周辺には飲食店やカフェも多く、桜を眺めながら食事やお茶を楽しむこともできます。
また、ライトアップもされるので、光りに照らされた桜並木を観賞しながら、散策も出来ます。

木屋町二条の「一之舩入」には、高瀬舟が再現されており、春になると、なかなか風情がある光景になります。
桜とともに江戸情緒を楽しんでください。

時期

4月上旬
※天候により変わります。

住所

〒604-0924 京都府京都市中京区一之船入町537-50
『Goocle Map』
問い合わせ先:075-343-6655(京都観光案内所)

交通アクセス

・市バス:河原町2条下車、徒歩2分
・地下鉄東西線:京都市役所前駅下車、徒歩4分

拝観時間・料金

拝観時間:24時間
拝観料金:無料

4月 醍醐寺の桜

4月 醍醐寺の桜

醍醐寺(だいごじ)は、京都府京都市伏見区醍醐東大路町にある、真言宗醍醐派総本山の寺院です。
山号を醍醐山(深雪山とも)です。
本尊は薬師如来、創立者は理源大師聖宝です。

古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。
伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院であり、豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても知られています。

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醍醐寺の桜

慶長3年3月15日(1598年4月20日)、豊臣秀吉により醍醐寺において花見の宴が催されました。
豊臣秀頼・北政所・淀殿ら近親の者を初めとして、諸大名からその配下の女房女中衆約1300人を召し従えた盛大な催しで、九州平定直後に催された北野大茶湯と双璧を成す秀吉一世一代の催し物として知られています。

その「醍醐の花見」を催すに際し、花見の責任者に奉行の前田玄以を任命し、秀吉自ら下見のために醍醐寺へ足繁く通い、殿舎の造営や庭園の改修を指揮し、醍醐山の山腹にいたるまで、伽藍全体に700本の桜を植樹したとされています。

今もなお醍醐寺の桜は京都有数の名所となっています。
総門から仁王門にかけての「桜の馬場」はソメイヨシノやシダレザクラが隙間なく咲き誇ります。
国宝五重塔前のシダレザクラは五重塔とを背景にとても美しいです。

時期

3月下旬~4月上旬
※天候により変わります。

住所

〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
『Goocle Map』
『醍醐寺ホームページ』
問い合わせ先:075-571-0002(醍醐寺)

交通アクセス

・JR東海道本線(琵琶湖線)または湖西線
 山科駅、京都市営地下鉄東西線に乗り換え、約10分の「醍醐駅」で下車。
 その後、徒歩約15分。
・JR奈良線
 六地蔵駅、京阪六地蔵駅で地下鉄東西線に乗り換え、約5分の「醍醐駅」で下車。
 その後、徒歩約15分。
詳しくは、『醍醐寺 交通のご案内』まで。

拝観時間・料金

拝観時間:
・3月1日~12月第1日曜日まで、午前9時~午後5時まで
・12月第1日曜日の翌日~2月末日まで、午前9時~午後4時30分まで
拝観料金:
・大人 600円
・中高校生 400円
・学生以下は無料
詳しくは、『醍醐寺 拝観案内』まで。

4月 勝持寺の桜

4月 勝持寺の桜

勝持寺(しょうじじ)は、京都市西京区にある天台宗の寺院です。
本尊は薬師如来で、「花の寺(はなのてら)」として知られています。
西国薬師四十九霊場第四十二番札所になっています。

花の寺という美しい呼び名をもつ勝持寺は、大原野神社や正法寺とともに竹林の多い西山のふもとに静かに佇んでいます。
深い木立の急な坂の参道を登ると本堂や瑠璃光殿が見えます。

寺の言い伝えでは白鳳期に役行者が創建、その後最澄が再建した名刹とされています。
静謐な空間をもつ勝持寺で世事を忘れてひと時を過ごしてみませんか。

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勝持寺の桜

境内はそれほど広くありませんが、その境内に約400本の桜が咲き乱れています。
その光景は「花の寺」と呼ばれるにふさわしいものです。

花を愛し、旅を愛した西行が庵を結び、一株の桜を植えた寺としても知られています。

勝持寺周辺は坂道が多く、交通手段のバスの本数も非常に少ないため、歩きが中心になります。
健脚かつ時間に余裕のあるのんびりできる人向きのエリアです。
近くの西迎寺、大原野神社にもよい桜がありますので、立ち寄ってみましょう。
余力があれば、善峯寺まで行ってみましょう。

時期

4月中旬
※天候により変わります。

住所

〒610-1153 京都府京都市西京区大原野南春日町1194
『Goocle Map』
『勝持寺ホームページ』
問い合わせ先:075-331-0601(勝持寺)

交通アクセス

・JR向日町 もしくは 阪急東向日下車、阪急バスに乗り換え南春日町下車1.1km
・阪急桂 西口下車、市バス西2系統、洛西高校前下車1.8km
詳しくは、『勝持寺 交通アクセス』まで。

拝観時間・料金

拝観時間:
 9:00~17:00(受付16:30終了)
拝観冥加料:
 大人 400円
 中高生 300円
 小学生 200円
詳しくは、『勝持寺ホームページ』まで。

4月 善峯寺の桜

4月 善峯寺の桜

善峯寺(よしみねでら)は、京都府京都市西京区大原野にある寺院です。
桜や紅葉の名所になっているとともに境内各所から京都市街、比叡山を一望できます。

山中にある西国第20番札所で、3万坪の境内地には山門、本堂、多宝塔、薬師堂などの諸堂が立ち並んでいます。
その他、重要文化財の多宝塔前にある樹齢600年の五葉松は、「遊龍の松」と呼ばれており、国の天然記念物に指定されています。

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善峯寺の桜

善峯寺は、シダレザクラ、ヤマザクラ、ソメイヨシノ、ボタンザクラなど多くの桜で、全山が500本の桜で花霞となります。
境内には100本以上もの桜があり、見頃が1か月ほど続きます。
桂昌院がお手植えしたしだれ桜は、樹齢300年に及ぶ名木で、経堂の西側でひときわ荘厳に咲き誇ります。
この桜は JR東海のCM「そうだ 京都、行こう。」で放映されて有名になりました。

都会とは違った山寺ならではの自然につつまれた華やかな桜を楽しめます。
山中にあるので、比較的ゆっくりお花見をしながら拝観できます。

時期

4月上旬より下旬
※天候により変わります。

住所

〒610-1133 京都府京都市西京区大原野小塩町1372
『Goocle Map』
『善峯寺ホームページ』
問い合わせ先:075-331-0020(善峯寺)

交通アクセス

・JR向日町駅下車(JR京都線)、阪急バス66番(善峯寺行き)30分、終点「善峯寺」下車、徒歩8分
・阪急東向日駅下車(阪急京都線)、阪急バス66番(善峯寺行き)30分、終点「善峯寺」下車、徒歩8分
・JR向日町~阪急東向日~向日市役所前~右京の里~灰方~小塩~善峯寺 (JR阪急各駅より所要30分 片道350円)
 ※但し、冬季の間(1/6~2/末)は、「小塩」バス停発着となります。
詳しくは『善峯寺 交通・アクセス』まで。

拝観時間・料金

拝観時間:
 8:00~17:00(16:45受付終了)
 ※除夜の鐘 12月31日 23:45~1:15は開門(詳細は「善峯寺の行事」をご覧ください。)
 ※初日の出 1月1日 6:30開門(ただし雨天の時は通常の8:00開門)(詳細は「善峯寺の行事」をご覧ください。)
拝観料金:
 大人、500円
 高校生、300円
 小・中学生、200円
詳しくは『善峯寺 拝観のご案内』まで。

4月 天龍寺の桜

4月 天龍寺の桜

天龍寺(てんりゅうじ)は、京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町(すすきのばばちょう)にある、臨済宗天龍寺派大本山の寺院です。
本尊は釈迦如来、創立者は足利尊氏、初代住職は夢窓疎石です。
足利将軍家と桓武天皇ゆかりの禅寺として京都五山の第一位とされています。
「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されています。

造営に際して尊氏や光厳上皇が荘園を寄進しましたが、造営費用には足りず、直義は夢窓と相談の上、元冦以来途絶えていた元との貿易を再開すしました。これが「天龍寺船」です。貿易の利益を造営費用に充てることで造営費の捻出に成功した天龍寺は康永4年(1344)に落慶しました。

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天龍寺の桜

天龍寺は嵐山にあるので、嵐山の桜を楽しんだのち、締めくくりに落ち着いて天龍寺の桜を楽しみたいです。
嵐山界隈は観光地化され賑やかな街中で素晴らしい桜を見ることになります。楽しい気分をさらに高揚させてくれます。
天龍寺では楽しい気分を残しつつも、境内のもつ禅寺の厳かな雰囲気を楽しむことができ、「これぞ古都京都の桜」を楽しませてくれます。

境内には200本ほどのソメイヨシノやシダレザクラが咲いています。
多宝殿の前に大きは見事なシダレザクラがあります。天から幾すじもの花糸がしだれるように咲いている姿は風雅を感じさせてくれます。
多宝殿横の望京の丘から眺める桜も必見です。

時期

4月上旬~中旬
※天候により変わります。

住所

〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
『Goocle Map』
『天龍寺ホームページ』
問い合わせ先:075-881-1235(天龍寺)

交通アクセス

・京福電鉄嵐山線 「嵐山」駅下車前
・JR嵯峨野線 「嵯峨嵐山」駅下車徒歩13分
・阪急電車 「嵐山」駅下車徒歩15分

拝観時間・料金

拝観時間:8時30分 ~ 17時30分(17時30分に閉門)
 ※10月21日から3月20日までは17時に閉門
拝観料金:高校生以上 500円、小・中学生 300円、未就学児 無料
変更される可能性がありますので、事前に確認してください。『参拝・交通案内』