4月 祇園白川の桜

4月 祇園白川の桜

祇園白川(ぎおんしらかわ)とは縄手通の東側、新橋通と白川に面する辺りのことです。
祇園東の芸妓さんや舞妓さんが通うお茶屋が立ち並び、雅で古風な情緒ある街並みを見ることができます。

祇園白川の街並みは、祇園新橋として伝統的建造物群保存地区に指定されており、その歴史は八坂神社の門前町として平安中期頃から発展して鴨川東岸の大和大路沿いに八坂神社の参拝客や芝居客相手の茶屋町が作られるようになり、それらは「祇園外六町」と称されました。
1732年になると、幕府より正式な茶屋営業の許可が下り、新たに元吉町、橋本町、林下町、末吉町、清本町、富永町の「祇園内六町」が開発されることになります。現在の祇園新橋は、このうちの元吉町にあたります。

そして、江戸時代末期から明治時代初期にかけて最盛期を迎え、江戸末期には500軒ものお茶屋が祇園にひしめいていたといいます。
戦後の乱開発の中にありながらも、祇園新橋の人々はかつての茶屋の町並みを守り、現在に引き継いでいます。

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祇園白川の桜

京都には桜の名所が多く、みなそれぞれに素晴らしいものがあります。
その京都の中でも、欠かせない桜の一つに「祇園白川の桜」は挙げられます。

祇園北側の白川南通り沿いを流れる白川の堤に、ソメイヨシノ、シダレザクラが植えられています。
お茶屋が立ち並ぶところにある祇園白川の桜は、日暮れを迎え千本格子や簾の奥に灯される明かりを、桜が受けていかにも妖艶に見えてくるところに魅了を感じます。
古の雅な情景の中に入りこむことができる場所です。
ぜひとも満開の時に立ち寄って見てください。

時期

4月上旬~中旬
※天候により変わります。

住所

〒605-0085 京都府京都市東山区元吉町
『Goocle Map』

交通アクセス

・地下鉄東西線: 三条駅下車、徒歩7分
・京阪本線:祇園四条駅下車、徒歩3分

拝観時間・料金

拝観時間:24時間
拝観料金:無料

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