4月 醍醐寺の桜
醍醐寺(だいごじ)は、京都府京都市伏見区醍醐東大路町にある、真言宗醍醐派総本山の寺院です。
山号を醍醐山(深雪山とも)です。
本尊は薬師如来、創立者は理源大師聖宝です。
古都京都の文化財として世界遺産に登録されています。
伏見区東方に広がる醍醐山(笠取山)に200万坪以上の広大な境内をもつ寺院であり、豊臣秀吉による「醍醐の花見」の行われた地としても知られています。
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醍醐寺の桜
慶長3年3月15日(1598年4月20日)、豊臣秀吉により醍醐寺において花見の宴が催されました。
豊臣秀頼・北政所・淀殿ら近親の者を初めとして、諸大名からその配下の女房女中衆約1300人を召し従えた盛大な催しで、九州平定直後に催された北野大茶湯と双璧を成す秀吉一世一代の催し物として知られています。
その「醍醐の花見」を催すに際し、花見の責任者に奉行の前田玄以を任命し、秀吉自ら下見のために醍醐寺へ足繁く通い、殿舎の造営や庭園の改修を指揮し、醍醐山の山腹にいたるまで、伽藍全体に700本の桜を植樹したとされています。
今もなお醍醐寺の桜は京都有数の名所となっています。
総門から仁王門にかけての「桜の馬場」はソメイヨシノやシダレザクラが隙間なく咲き誇ります。
国宝五重塔前のシダレザクラは五重塔とを背景にとても美しいです。
時期
3月下旬~4月上旬
※天候により変わります。
住所
〒601-1325 京都府京都市伏見区醍醐東大路町22
『Goocle Map』
『醍醐寺ホームページ』
問い合わせ先:075-571-0002(醍醐寺)
交通アクセス
・JR東海道本線(琵琶湖線)または湖西線
山科駅、京都市営地下鉄東西線に乗り換え、約10分の「醍醐駅」で下車。
その後、徒歩約15分。
・JR奈良線
六地蔵駅、京阪六地蔵駅で地下鉄東西線に乗り換え、約5分の「醍醐駅」で下車。
その後、徒歩約15分。
詳しくは、『醍醐寺 交通のご案内』まで。
拝観時間・料金
拝観時間:
・3月1日~12月第1日曜日まで、午前9時~午後5時まで
・12月第1日曜日の翌日~2月末日まで、午前9時~午後4時30分まで
拝観料金:
・大人 600円
・中高校生 400円
・学生以下は無料
詳しくは、『醍醐寺 拝観案内』まで。